※ 心臓ペースメーカー、冠動脈ステント、シャント、人工心臓弁、植込み型除細動器(ICD)、 金属インサート、金属インプラント、癲癇、精神疾患により薬を飲んでいる方はシンギングボウルのご利用はおすすめ出来ません。※

ブロッグ

2020/09/24 02:24

シンギングボウルとはなんでしょうか?なぜ使われるのか?いつ出来たものなんでしょうか?ここ数年シンギングボウル販売者として数多くのお客様に質問頂きました。実際いつどこで出来たのかは未だにわかっていませんが私なりに知っていることをまとめてみました。


Singing Bowl は「歌う器」

シンギングボウルは、英語で「SINGINGBOWL」、日本語では「歌う器」となります。では、なぜ「歌う器」なのか?なぜ音が出る器じゃないのか?それは単なるものを叩いたような音ではなく、歌声のように美しい音を奏でるからです。シンギングボールはネパールでは昔から「バタ(器)」または「ドニパトラ(音の出る器)」といった名前で知られていました。1960年代、ネパール商人がその美しい音に魅せられ、「シンギングボウル」と名付け、ネパールを訪れる外国人にシンギングボウルを販売しました。これがきっかけで、シンギングボウルは全世界にその名が知られるようになりました。 シンギングボウルの歴史は様々に語り継がれています。ある人は「シンギングボウルはブッダ誕生(B.C.5世紀)以前から秘儀的な宗教儀式に使われていた」、またある人は「5世紀頃、もともとネパールに古くから伝わるシンギングボウルを、ネパールの王女がチベットに嫁いだ際に持って行った」、またある人は「身体の調和を整えるためシンギングボウルが使われていた」と言います。これらの話から、シンギングボウルは、その歴史は古く、神聖なものであることがお分かりになるかと思います。

ではなぜ、多くの人々にシンギングボウルが好まれるのでしょうか。音楽を聞いた時どんな気持ちになりますか?楽しい音楽を聴くと気持ちがよくなり踊り出したくなることもありますし、寂しい音楽を聴くと涙が出ることもあります。このように、人間は音にすごく敏感な生き物です。私たちが耳にするこの音には、主に2種類のパターンがあります。高音と低音です。脳のエネルギーの役割を果たすのが高音で、高音を聞くことは脳を活性化させ、若返りの効果をもたらしてくれます。人がお母さんのお腹の中で初めて耳にする音が低音で、低音を聞くと人は自然と懐かしく感じ、そして幸せな気持ちに満たされるのです。日々、良い音を聴くことは私たちの心も身体も元気いっぱいにしてくれます。この「良い音を聴く」ことを専門に行うのが、近年注目されている「音楽療法」です。そして、そこで使われているのが「歌う器」、シンギングボウルなのです。つまり、シンギングボールは、心にも身体にも良い影響を与えてくれる「音」を奏でているということです。

(シンギングボウル、ティンシャ専門店)Singing Bowl Gallery

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